Vine挫折

fluxboxを入れて、そこから無線LANを繋げようとしたところで挫折した。以下挫折までの記録。
GNOMEを使っていると、GNOMEのよく判らない機能によって無線が勝手に繋がるため、WMをfluxboxにすると別途繋げる方法を考えないといけない。ということで、とりあえずwpa_supplicantを起動して/sbin/ifup wlan0とするとwlan0の設定がないと言われた。というか、そもそも一昨日の記事に書いたwpa_supplicantの干渉が発生してる。つーことは、この謎のwpa_supplicantはGNOMEじゃなくてVineが起動してたのか。ちなみにそいつの実行オプションは次の通り。

% ps ax | grep wpa
21206 ?        S      0:00 /usr/sbin/wpa_supplicant -c /etc/wpa_supplicant/wpa_supplicant.conf -u -f /var/log/wpa_supplicant.log

そもそもなんで-iwlan0とか付いてないんだ・・・。GNOME無線LANに接続した時の挙動を見たところ、何故かここに直接/sbin/dhclientするだけでIPが取得できてる。

% ps ax | grep dhclient
21288 ?        S      0:00 /sbin/dhclient -d -sf /usr/libexec/nm-dhcp-client.action -pf /var/run/dhclient-wlan0.pid -lf /var/lib/dhclient/dhclient-wlan0.lease -cf /var/run/nm-dhclient-wlan0.conf wlan0

nm-dhcp-client.actionはELF。.leaseと.confは空ファイルだった。しかし自分で直接これと同じコマンドを実行しても、APに繋げられずに終わる。
それならと起動してるwpa_supplicantをkillしてみると、killは出来るんだけど即座に新しいプロセスが生成される(pidが変わるので確認)。まあサービスならそんなもんか。色々調べていると、どうやら/etc/sysconfig/wpa_supplicantを編集すると引数が変えられるらしいことが判明。とりあえず-iwlan0とか付くようにしてみて設定をreload。が、依然としてうまくいかず。それなら不本意だけどGNOMEの設定ツールの力を借りようと思って、system-config-networkで「ワイヤレス接続」の新規接続を作る。しかし、そもそもこいつはどう動いてるのか判らない。無線が繋がっててもこっちで見ると「停止中」になってたりするし。それでも何やらシステムファイルを書き換えたらしく、ifupの挙動が変化。

# /sbin/ifup wlan0
Error for wireless request "Set Mode" (8B06) :
    SET failed on device wlan0 ; Invalid argument.
Error for wireless request "Set Encode" (8B2A) :
    SET failed on device wlan0 ; Invalid argument.

wlan0のIP情報を検出中... 失敗; リンク未検出、ケーブルは接続されていますか?

変わったけど・・・。何も生産的には変わっていない気がする。この辺でなんか気分が悪くなってきたので諦めることに決定。
OSのシステムいじってて気分が悪くなるのって久しぶりだなぁ。fglrxを入れようとして頑張ってたとき以来か。別にこれはVineが悪いと言っているのではなく、単純にSlackwareの何でもかんでも自分の好き勝手にいじって、中で何が起きているかを把握しながらシステムを変えていける感覚に慣れてしまったせいだと思う。Slackではifupすら自作スクリプトだし。Vineは直接内側を触ろうとすると防壁があってあんまり深くは潜れないようになっていて(おそらく合法的に触るための抜け道はあるんだろうけど)、システムをごちゃごちゃいじろうとすると思った通りに反応してくれない感じなので、そこが相容れなかったんだろう。
どうしようかなぁ。このままSlackwareで行くか。サブPCで使ってるDebianは結構快適だからそっちに乗り換えても良いんだけど、メインとサブで同じOSってのも芸がないしなぁ。