EPOCH@まつやま参加記

EPOCH@まつやま2010にチーム「なかのあずにゃん」として参加して、20チーム中の2位になってきました。


チームのマスコット、ねんどろあずにゃんとチームのノボリ。実はあずにゃんが最大の功労者かもしれません。

0日目

3限の数値計算法の中間試験を受けたあと、チームメイトのid:mitsu_kohと、他に東工大から参加するid:tokoharu_sakuraid:w125と駅前で待ち合わせ。羽田空港から飛行機で松山に行きました。
JALはフライトの28日前までに予約しておくと安くなるサービスがあるので、事前に予定が分かっていれば下手に新幹線を使うより安上がりになるみたいです。
大会側で会津大の職員会館の部屋をいくつか用意してくれていて、自分とmitsu_kohはそこに泊まりました。チームあっぷりけとチームshiomoriが同じとこに泊まってたので、あっぷりけのdangirubaさんとshiomoriのid:shioshiotaさん、primiaさんたちとロビーで軽く交流会。しおしおたさんがかなり面白い人だった。EPOCHの問題はどれくらいの難易度なんだろう、とか、ビンゴなんて全完すれば勝ちだけど、3時間で25問は流石に無理だろ・・・とか、そんな話をして就寝。

1日目

朝食が7時半からということで、かなり久しぶりの早起き。いや、マジで7時に起きたのって何週間ぶりだ・・・。
開会は13:30からとかなり時間が空いていたので、松山城を観光することに。
路面電車大街道駅まで行って、徒歩5分くらい。行くまで知らなかったけど、松山城って山の上にあるのね・・・。ロープウエー乗り場があったけど、隣に階段があったので華麗にスルー。東雲神社にお参りしてから足で登りました。疲れた。

適当に歩き回ってたらいい時間になったので、愛媛大学へ移動。受付で「なかのあずにゃん」って名乗るのは結構恥ずかしいw

チームTシャツ。これもらったら普段着にしようかと思ってたんですが、ちょっと抵抗ありますねw特に自分の名前が入ってるあたり。
開会式をして、PCルームへ移動。Linuxがうまく立ち上がらないというトラブルで30分ほど遅れたものの、なんとか試合開始。

試合形式はビンゴみたいな感じで、5×5のマス目に1から25の数字をひとつずつ割り振って、解いた問題の番号が開けられるのでなるべくたくさんビンゴを作りましょう、というもので、ベスト4のチームが決勝に進出できます。当然ながら事前に問題は公開されないので、初期配置はあって無いようなもん。なんとなく重要度順に問題が並んでると嬉しいよね、と考えたので、中央、対角線、中央4近傍、その他の順番で数字を割り振りました。

開始早々、ビンゴボードの登録がうまくいかなくて焦る(試合開始前に登録直前でみんな待機するようになってたんだけど、なぜかうまく行ってなくて、自分も気づいてなかった)。とりあえず自分が修正している間に、相方に真ん中を解いてもらう。
修正が終わって、問題のレベルを聞いてみるとかなり易しいらしい。ICPC国内予選のAより少し弱い、パソコン甲子園予選の中盤くらいの難易度。これ本当にもしかしたら全完行くんじゃね・・・と思い始める。
最初の方は快調に解いていって、一瞬だけ1位になってたりもしたけど、いつのまにかえたふぉと元大阪府高専に抜かされてて、やっぱりなーと思ったり。でも1時間半地点で解いた問題数を確認したら13問は解けてたので、まだ全完は視野内だと分かりやる気を出す。
あと、最初の方は手動でコマンドを打って解答を作ってたけど、3問くらい解いたところでめんどくさくなったので自動化するシェルスクリプトを書いた。結局、このスクリプトがかなり便利で、決勝までずっと役立ちました。
残り1時間になったあたりで、前に座ってたえたふぉの動きが止まった。まさかと思ってスコアボードを見ると、早くも全完してる!これはやばいと思いながら解き進めてると、2位につけていた元大阪府高専も続いて全完。やばいやばい!
終了15分前にスコアボードが凍結され、最新の状況が見えなくなる。この時点でなかのあずにゃんは残り3問で、そのうちの1問を解き終わったところ。いける!
・・・結局、残り5分のところで全完に成功。これならベスト4には入れるだろうということで一安心。
ちなみに、試合中は筐体の上にあずにゃんのねんどろを置いてました。
試合が終わってからえたふぉの人に挨拶。自分は初対面だと思ってたけど、id:kohyatohさんは以前に情オリの春合宿で会ってたらしい・・・ひぃぃ、ごめんなさい・・・

試合後は交流会。
チーム紹介のプレゼンで、タイトルの次のスライドであずにゃんの写真をフルスクリーンで出すようにしといたらウケた。よかったよかった。
決勝進出は、

の4チーム。shiomoriもタッチの差で全完できなくて正答数24だったらしく、上位4チームは全員が実質全完というまさかの展開w

交流会が終わったあと、宿に帰ったらZOZ団と元大阪府高専の人たちがいたので、shiomoriも誘って道後温泉へ。温泉に浸かりながら、予選をどう解いたかの話をして、やっぱりみんな素数リスト埋め込むよね、ということを再確認w

2日目

なぜかゴセイジャー仮面ライダーOOOを見ながら朝食。そして会場へ。
決勝に進出できなかったチームは、観客席でチャットをしてました。終わってからログもらって読んだけど、すごい楽しそうw

決勝のルールは、アタック25的なオセロゲーム。解いた問題番号のパネルを自分の色にできて、他チームのパネルを挟むと自分の色になる。ただし、問題は周囲8マスを誰かが取るまで公開されない。最終的にパネルの一番多かったチームが勝ち。

最初は中央(13)に本戦1位だったえたふぉのパネルが置いてあるので、その周辺での攻防が鍵になる。なかのあずにゃんは、これを挟んで12と14を解いて、相手の出方を伺いつつ取って行く方針でした。12を見ると、ただのワーシャルフロイドぽい。これはいける!
・・・が、合わない*1。しばらく悩んでから、相方に14を任せるも、こっちもバグで動かないぽい。そうこうしている間に状況が進んで、完全に出遅れた形になってちょっと入り込みづらい感じに・・・。
とりあえず右下が安全そうなので、そっちを解くことに。ここから19、20、24を一気に解いて、次に25をやって4マス確保。なにやら、うちのチームが正解するたびにチャットでは「あずにゃぁぁぁぁん!」が大量にポストされ、ログを流していたらしいw
そのあとは色々とちょっかいを出して他のチームのパネルを奪おうとしたりしたけど、決定打には至らず、最後に残った2枚のパネルを両方ともえたふぉが取って終了。予定より一時間以上早い終了だったらしい。ぱない。

それから表彰式までの時間で、問題の解き方とかチャットの話とか色々と聞く。チャットでもあずにゃんが大人気だったようで、サイボウズの青木社長まであずにゃんの魔力に取り込まれていて、まあこういうふざけたチーム名にした結果としてはこの上ない大成功ではないでしょうかw
表彰式で聞いた話だと、あずにゃんの力で例年になく会場が奇妙な一体感に包まれていたとのこと。あずにゃんマジ天使ですね。

そして表彰式。2位はなんか賞品貰えるのかなー、と思ってたら、なんとiPadが貰えるとのこと!え、ほんとに!?

ほんとにもらった。というか、実はこの文章の大半は、通学中に電車の中でiPad上で書かれています。

そんな感じのEPOCH@まつやまでした。

*1:距離行列の初期値を-1にしてたのに、更新式で-1判定をしないでminに突っ込んでたのが原因だった