X200s
注文したThinkpadがやっと届きました。届いたの自体は木曜なんだけど、時間がなくていじれなかった。
とりあえずWindows7をちょこちょこと試した後、Debianを入れることに。しかしX200sはDisk to Diskでリカバリを行うため、注意しないとWindowsが起動しなくなったりリカバリ出来なくなったりしてしまうので細心の注意を払わないといけない。
今回やりたい作業は次の通り。
Windows VistaからはNTFSの縮小機能がデフォルトで付いているようなのでそれを使っても良かったんだけど、あんまり縮められないようなので諦めてパーティションを区切り直す方向に決定。いろいろ調べたところによると、Thinkpadのリカバリ中にパーティションが区切られてると、リカバリするパーティションを選べるらしい（http://www-06.ibm.com/jp/domino04/pc/support/Sylphd06.nsf/jtechinfo/SYJ0-00039BAの注意書き）。よって、
- DebianのインストーラでWindowsパーティションを消して再パーティショニング（このとき、ディスク先頭のD2Dと末尾のシステム領域は残す）
- D2DによるリカバリでWindowsを入れ直す
- Debianを入れる。このときGRUBはMBRではなく/に入れる。
という手順を踏むことに。ちなみにGRUBを/に入れるのは、MBRを潰すとD2Dが使えなくなる恐れがあるから。最近のThinkpadは大丈夫という話も有るみたいだけど、今のメインPCであるHP Compaq 6715sは何も考えずにMBR潰してリカバリが効かなくなった経験があるので、念には念を入れる。
まず手始めにDebianのネットワークインストール（X200sはCDドライブが付いてないため）。で、適当にパーティションを切って、とりあえずWindowsのリカバリがうまく動くか見ようかと思ったら勝手にどんどんインストールが始まる・・・！ちょ、待て！まあしかし、時間が掛かるだけでやることは結局同じなんだからとDebianのインストールに着手。普通にインストールして、GRUBは/に入れて終了。ちなみにパーティションを切るとき、リカバリ領域と思われるsdb1にブートフラグが付いててなんじゃこりゃと思ったんだけど、GRUB入れるところでWindows Vistaが見つかったと言ってきたので、おそらくこれがD2Dの正体と思われる。要するに、以前はMBRのプログラムでリカバリを始動していたところを、一旦ダミーOSをブートしてからリカバリするか既存のWindowsを起動するかを選択するようにしたのでしょう。
そんでもって再起動。Windows消えてるからどうなるかと思ってほっぽっとくと、勝手にリカバリが起動して修復を始めた。さっき構造は把握したのでまあ想定の範囲内。しかし、しばらくすると「修復が完了しました」とかいって再起動を要求された・・・。どうもパーティションテーブルを直しただけっぽい。えー、なにこれ。Debian消えちゃうの？なんか不穏な空気を感じつつ再起動。するとなんと、Windows Boot Managerなる画面が出てWindowsが起動出来ないとか言ってくる・・・！
windows failed to start. A recent hardware or software change might be the cause. To fix the problem: 1. Insert your windows installation disc and restart your computer. 2. Choose your language settings, and then click "Next." 3. Click "Repair your computer." If you do not have this disc, contact your system administrator or computer manufacturer for assistance. File: \Windows\system32\winload.exe Status: 0xc0000225 Info: The selected entry could not be loaded because the application is missing or corrupt.
なんぞこれ。雰囲気としては1段階目のVistaがWindows7を起動しようとしてミスった感じに見えるんだけど、再起動してThinkVantageからリカバリを選択しても同じ画面になる。むぅ。リカバリ君は何をやってるのかね。
